京都市北区の眼科はつかもと眼科医院 京都市北区の眼科・眼医者

TEL:075-495-4000 午前9:00 - 12:00(月~土曜日)
午後16:00 - 18:30(水土日除く)
京都市北区/北大路烏丸上ル50m(滋賀銀行を北へ50m)
診察時間
月・火・木・金 9:00~18:00
水・土 9:00~12:00

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WEB•電話
診察予約

WEB・電話診察予約

2020年6月1日から
WEB・電話診察予約の仕組みが変わりました

これまでは診察券番号が分かる方(受診歴のある方)の当日順番予約のみ可能でしたが、6月1日以降は当院を初めて受診される方も1ヵ月前から日時指定のご予約が可能になりました。

  • ご予約可能期間は、受診希望日の1ヶ月前から当日(30分前)までです。
  • 初診の方もご予約が可能です。ガイドに添って必要事項の入力をお願いします。
  • 再診の方のWEB・電話診察予約には診察券番号が必要です。診察券番号が不明な方は診察予約をご利用いただけません。
  • ご予約の変更やキャンセルをご希望の場合は、ご予約時と同じボタンからご自身で変更のお手続きが可能です。お電話の場合も同様に下記電話番号へお電話いただき、アナウンスの指示に従って操作を行なってください。
  • ご希望の日時が選択できない場合は、既に他の方のご予約が入っております。同日の選択可能なお時間をお選びいただくか、別のお日にちでご予約いただきますようお願いいたします。
  • 診察の順番は前後する場合がございます。また診察状況によってはお待たせする場合もございます。ご了承ください。
WEB診察予約はこちら

ご予約の手順はリンク先の画面でナビゲートいたします。ご予約確認・ご予約変更・キャンセルも上記リンク先より可能です。

TEL:050-5306-8908

自動音声に従ってプッシュボタンを押してください。ご予約確認・ご予約変更・キャンセルも上記電話番号にて可能です。

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初めての
ご来院

初めてご来院の方へ

WEB•電話診察予約のページから
事前にご予約が可能です。

※初診の方は、検査の都合上、なるべく診察時間終了の1時間前までにはご来院願います。

※症状によっては、点眼薬を用いて瞳を広げて眼底検査をする必要がある場合があります。ご自身で車やバイクを運転して来院されると検査が出来ないことがありますので、なるべく公共の交通機関でご来院下さい。

※ご予約無しで直接ご来院いただいても診察は可能ですが、お待たせする場合があることを予めご了承ください。

保険証(原本)を忘れずにお持ちください

保険証の有効期限をご確認ください。有効期限は保険証に記載されています。 なかには無期限の保険証もあります。各種医療証(こども・高齢者・母子・福祉など)も同様です。

受診目的をまとめておきましょう
  1. 何に困っているのか?(不安な点はどこか?)
  2. どうしたいのか? どうなりたいのか?
  3. 今までにわかっているのは、どんなことか?

以上の点について、予めメモをするなどして、自分の状態・受診目的を整理しておきましょう。 検査時、診察室で、お話をお伺いできる時間には限りがあります。 限られた時間の中で、適確に受診目的を医者に伝えることができれば、 最小限の時間で、最大限の効果が得られる(不安を解消し、納得・安心して治療受けることが可能になる)でしょう。

色んな情報を持って行きましょう
  1. メガネ(昔使っていたものも含めて全部)
  2. コンタクトレンズ(メーカーや度数等がわかるもの)
  3. 他院で処方されている薬(飲み薬や点眼薬等)
  4. 内科等でもらった検査結果データ(血液検査や尿検査の結果等)など
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コンタクト
WEB注文

コンタクトレンズ
WEB注文

WEBから便利に
注文出来るシステムです

当医院でコンタクトレンズをご購入いただいた方が、 履歴を利用してコンタクトレンズをWEBから注文出来るシステムです。

今まで診察時間内にお電話いただいたコンタクトの取り寄せ注文をWEB上で出来るようになりました。 お時間を気にせず、パソコン・携帯電話からいつでも注文していただくことが出来ます。

お取り寄せにはお時間をいただきますので、ご来院一週間前を目安でご注文ください。

ご注文はパソコン・携帯電話のどちらでも可能です。最初のページにアクセスをした後、下記の情報を入力し注文画面に進んでください。

ID 診察券に記載のカルテ番号
パスワード 携帯電話番号(ハイフンなし)

※携帯電話番号をお伝えいただいていない場合、固定電話番号がパスワードになります。 電話番号を変更された時は受付までお申し出ください。

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WEB版あいちゃん便り

2021-09-05:

目は紫外線に弱い?⑤【網膜病変:黄斑変性症】

シリーズで「紫外線が原因のひとつ」と言われている目の病気を取り上げてきましたが、今回でラストです。眼の奥の方、カメラでいうフィルムに相当する部分である「網膜」の病変である「黄斑変性症」についてお話しします。

【網膜病変】 黄斑変性(おうはんへんせいしょう)


※網膜とは・・・
網膜はカメラでいうフィルムに相当する部分で、脳に情報を伝えるために眼の中に入ってきた光を電気信号に変換している器官です。黄斑部は網膜の中心部分ごく狭い領域ですが、細かいものを見分けたり、色を識別したりする機能が黄斑部だけに存在しているとても重要な部位です。黄斑部が障害されると視力がほとんど出ません。

「加齢黄斑変性」という名前を新聞やニュースで見て知っているという方も多いかもしれません。京都大学の山中伸弥教授らによって作製されたiPS細胞はすでに様々な病気の治療に応用されていますが、眼科の分野で最も有名なのが、理化学研究所で進められている、加齢黄斑変性症に対する臨床研究です。
黄斑変性症は加齢によるものだけではありませんが、黄斑変性症の中で「加齢性」のものが多くの割合を占めていると言われています。

≪病態≫
黄斑変性症は、視力や見え方に最も影響する「黄斑部」に障害が生じる病気です。
年齢による変化や光障害で起こるのが「加齢黄斑変性症」です。喫煙や食事、遺伝的素因も発症の原因となります。日本では、50歳以上の人口の約1.3%が加齢性黄斑変性を罹っていると言われています。アメリカで失明率No.1の目の病気で、日本においても高齢化や生活環境や食生活の欧米化などから近年急速に患者数が増えています。

黄斑変性には前駆病変、萎縮型、滲出型があります。
前駆病変では、
網膜に軽い異常(ドルーゼン)を認め、ゆがみを自覚することがあります。萎縮型ではゆっくりと網膜が障害されていきます。
滲出型は、脈絡膜新生血管という異常血管を生じる状態で、ここから血液成分が漏れ出して網膜がむくみ、ゆがみなどの症状が出ます。活動性が高くなると出血がおこり、中心が暗く見えにくくなり、視力が低下します。

加齢黄斑変性症は、 網膜の中心部で最も視力が鋭敏な「黄斑部」に障害が生じる眼病です。
見たいところが「ゆがんで見える」「暗く見える」黄斑変性症はアメリカで失明率No.1の目の病気で、日本においても高齢化や生活環境や食生活の欧米化などから近年急速に患者数が増えています。
網膜の中でもっとも重要な部分で、物を見る中心となる黄斑部の加齢による老化現象が主な原因と考えられています。
また加齢以外にも喫煙や肥満、紫外線なども原因に考えられていて特に青色光線は光刺激(眼の老化を促進する原因)が強いと言われております。

≪症状≫
・視界が歪む
・視界の中心部が見えづらくなる
・注意して見ようとしても見たいものが見えづらくなる
などが患者様の訴えとして多いです。進行すると視力が低下してきます。

≪治療≫

残念ながら、現在、「萎縮型」には効果的な治療はありません。
「滲出型」に対しては、抗VGEF薬という薬を硝子体内に注射して様子を見たり、レーザーを用いて症状が広がらないようにしたりします。
いずれにしても、一時的に効果が得られるだけで、完治するわけではありません。
だから、iPS細胞を用いた再生医療としての研究が進められているのです。


加齢黄斑変性症を予防するために大切なことは?

◆白内障の原因と同様に、体内で酸化ストレスや糖化ストレスが蓄積を防ぐことが大切です。
糖化を促すAGEを多く含む食品(炭酸飲料やスナック類など)は摂取量に注意が必要です。抗酸化効果の高いビタミンを含む果物や野菜を意識的に摂取しましょう。ビタミンCやルテインのサプリメントもおすすめです。

※目の糖化と酸化を予防する眼科専用サプリメントを当院でも取り扱っています。

◆強い紫外線を避けること
近年、オゾン層が破壊され、地球上に降り注ぐ紫外線の量が増えています。特に朝夕の太陽が低い位置にある時間帯は、太陽光線が直接目に入りますので、朝夕のお出かけのときはサングラスが必須です。太陽が高く上ると隙間から入ってくる紫外線もカットするために、麦わら帽子のようにつばの広い帽子や日傘を併用すると効果的です。

どんなサングラスを選べばよいの?
これも白内障と同様です。眼の中に紫外線が入らないようにすることがポイントです。
サングラスは、UVカット加工がされていて、あまり濃くない色のものを選んでください。
濃い色だと、暗さに対応しようと瞳が大きく開いてしまい、逆効果になることもあります。

紫外線は、眼に見えません。
シミやそばかすのように皮膚=目に見える場所にだけ影響を与えるわけではありません。
見ている側の眼の方にも影響が大きいものなのです。

気づかぬうちに、眼も紫外線の影響を受けています。
肌だけでなく、眼の紫外線予防もエイジングケアとしてとても大切なのです!